ボタン、シャクヤク、バラを愛でた季節は過ぎ、鬱陶しい日々を
多彩なアジサイが慰めてくれる。 来週からは気温が上がるとか。 ふと気がついたら、夾竹桃も咲き始めた。 まさに夏いたる。 当地では稲作の仕事に加え、7月からの桃、8月からのブドウ、 9月からの梨の収穫に向け、息つく間もない忙しさとなる。 私も飽くことなく植栽した花木、小果樹の管理に気が休まらないが、 無理せず、できる範囲の作業に留めて体調維持を心掛けたいと思う。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ようやく訪問診療が動き出した。
「若先生」そして看護師との贅沢旅。 昨春に体調を壊し、訪問していた方の多くを病院、施設にお願いし、 その後、初冬から半年間ばったり倒れてしまった。 体調が回復してみたら、昼食休みの時間を惜しんだ日々が遠いものに。 昨日は新津まで行ってきた。 長い付き合いの認知症の方が特養に入所するまでの暫定訪問。 他の先生にはお願いしにくい。 遠距離と言っても、来院してくださっていた方が来院困難となれば、 遠いから行けませんとは申し上げられない。 2人体制の良い所で、多少の時間は容易にとれる。 一軒のお宅で「窓の外のアジサイがきれいですね」 「**と言いう名のヤマアジサイで、3種類買ったんですよ」 「一枝頂けませんか、挿し木をしたいので」 「はーい、どうぞどうぞ・・」。 診察そっちのけで庭木や花、置物、掛物の話をする白髪医者の診療は 「若先生」には不思議な光景かもしれない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
先週末に垣間見た東京の余韻が未だ残っている。
丸の内のビル群の美しさ、皇居前広場の松の美しさ、諸所に見る公園と緑の豊かさ、 見切れないほどの美術館とその収蔵物・・。 徳川三百年、参勤交代による富の集中、大名屋敷のあとに残った膨大な土地、緑。 そして明治維新後150年間の中央集権制による富の集中・集積。 別世界に棲む私は何を生き、何を楽しみ、何を共にし、 何を遺すのかなと妄想を広げてみた。 ![]() ![]() ![]() ![]() |